上機嫌

旅行ってすごくいい。

普段見慣れない、雪と体感できない温度、

違った空気に包まれていた数日間だった。

いろんなものが違いすぎて、

帰ってきてから高熱で寝込んでしまったおかげで、

時間がありあまって、

「上機嫌」ということについて

あれこれ思い巡らせたりしていた。

「幸福論」でアランは、

道徳論を説くならば、「上機嫌」を義務の第一に置くだろう。

と言っている。

本当に、それができれば幸せなんだろうって思った。

でも、それってなんて難しいんだろう。

何かが思うようにできなかったり、

何かと比べたり、悩んだり、緊張したり、

不安になったり、恐れたり、悲しんだり、痛かったり、

そんなときは、とても上機嫌ではいられない。

でも少なくとも、自分の内からでてくる感情で不機嫌

にならない方が幸せだ。

不機嫌な人を見ると、周りもいい思いをしない。

上機嫌でいることができたら、

自分も周りも幸せになれる。

一緒にいるなら絶対に、不機嫌な人より、上機嫌な人といたい。

上機嫌なときに撮る写真と

そうでないときに撮る写真は、きっと全然違う。

自分が不機嫌でいるときに、その内容に振り回されるんじゃなくて

不機嫌自体がダメだってことを、考えられる自分になりたいと思う。

不機嫌から自由になりたい。

でも、そんなこと不機嫌なときにできるんかな・・・。

例えば風邪で苦しくても、せめて不機嫌でいたくない。

今日一日は、上機嫌で過ごそう。

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