ローレフォトカレンダー販売のご案内~11/26まで募集
今年もお問い合わせいただいたので、2021年のローレフォトカレンダーを作ることになりました!
昨年同様、数分だけまとめて注文しようと思いますので、11月26日までに、info@atorietorako.comまでメールをよろしくお願いいたします!
昨年と同じ一冊2000円でお届けします。普通郵便で送料は無料です。
お届けは12月末ごろとなります。
表紙は先日の国際フォトコンテストIPAのプロフェッショナルデジタル部門で、HonorableMentionに選んで頂いた作品のひとつで、大阪御幣島、NAT展示会の時のパンフレット表紙となった作品です。
これも想い入れのある作品だったので、選んで頂いて嬉しかったです!縦長の作品なので、カレンダーの表紙をこのように開いてA3にして飾っていただけるようになっています。
中身に関しては例年通りで飾るとA3で上半分A4が作品、下半分A4が日付部分となっています。
日付欄は毎年色んな記念日を調べてオリジナルカレンダーを作っていて、時間がかかってギリギリの案内になってしまっていますが、、今年も昨年とはまた違う、オリジナル記念日カレンダーを現在制作中です。
こんな記念日あったんだ~!と新鮮な気持ちで楽しみながら作っています。
今回は表紙がA3作品で大きいので、使い終わってからもこんな風に開いた状態で、壁にかけて飾っていただけたら嬉しいです!作品と共に、日付の部分もご覧いただけたらと思います。
まだまだ中身は制作中ですが、12月末までにお届けできるように致します!
ご参考にこの作品について書きます。
時間はただ流れているもので、目に見えませんが、私たちが時間を見えるようにしたのが時計です。だから私たちは同じ時間を歩けるようになりました。
でも、同じ時間を歩いていても、生き方や感じ方はそれぞれに違います。
ローレフォトは別々の時間、別々の場所にあったものを繋いで作ります。それは私たちの記憶に似ています。記憶とは、決して正確ではなく、私たちがそれぞれに拾い集めたカケラでてきています。
他人の記憶には、言葉を通じてのみしか触れられません。自分の記憶とはとぎれとぎれで、正確には再現不可能にも関わらず、一部に鮮明に触れることができ、特定の過去にはアクセスできます。
時間と共に記憶は、壮大に積み上がり、しっかりと残るもの、そぎ落とされるものがあります。記憶は私たち個人の今を絶妙なバランスで調合して作られています。
でも、たとえ自分自身であっても、その全体像を把握することはできません。にも拘らずアイデンティティーが作られ、壊され、失い、そして覆されることがあっても、時間と共に、何度も立ち上がり、新しい記憶が生まれ、私たちに強さを与えてくれます。
そのことを想うと、気が遠くなるほどすごいことだと、いつも思っていて、作品を作る原動力になっています。
覚えていたいことを忘れたり、忘れたいことを忘れられなかったりします。人の記憶はまるで無限に空に伸びる入り組んだ建物みたいです。