私の嫌いな写真

先日もちらっと触れましたが、

私は10人を越える集合写真というのが、どうも嫌いです。

あの、豆粒みたいな写真のどこがいいのでしょう?!

いや。確かに

「あのクラスでは誰ちゃんがいたなぁ」とか、

「初恋の誰くんは、この子だったの~」

なんて、卒業アルバムを見ながら喜ぶことはできます。

思い出話で盛り上がることも。

確かに、必要なんです。

ですが、

きっと皆さんも薄々気づいていたはず!

そうです。集合写真って、誰でも撮れますよ。

カメラマンとの違いは、

1.カメラの性能の良さ

2.並び方のバランス

3.ポーズ

そのくらいです。ポーズも指示されないことだってあります。

それだけで充分。という良心的なお客さまもいらっしゃいますが、

カメラマンとしての力を発揮できるのは個人写真だと思ってます。

まぁ、いいんです。仕事をもらえれば。

充分ありがたいのです。

ただ、集合写真オンリーの受注を受けていないのは

以上の理由からです。

もちろん、100人のパーティーの様子の撮影とかは受けてます。

100人の表情を自由に撮影する場合、

とっても躍動感のあるいい写真が撮れます。

最後にはもちろん、集合写真も撮ります。

ただ、私は100人の中のたった1人の「あなた」に焦点をあてて、

100人を語りたいのです。

あなたが、あなただけの人生を歩むように、

私も、あなたの人生の1コマを、その1日のストーリーを

カメラを通じて追っかけたいのです。

それがもっとも写真として残すべきシーンだと思ってます。

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