御幣島芸術祭無事終了しました!

御幣島芸術祭で展示した作品を
アップさせていただきます。

ポートレート作品6作品と一緒に、
今回作った御幣島の作品も展示して
いただいておりました。

不在の中、準備してくださった皆様、
来てくださった皆様、
本当にありがとうございました。

以下、作品についてです。
御幣島をご案内いただき、
まず思ったのは、
日常と非日常が入り交じる場所だと感じました。

アイレベルで見ることのできるのは人が暮らす日常空間ですが、
御幣島を囲む水辺と工場の上には空が開けており、
通常の都市では見渡すことが出来ない壮大な景色や夕焼けに会える、
特別な街だと感じました。
そして、その空間へと繋がる緑の道は、
アイレベルでも感じることができる非日常への入口です。
御幣島の街が持つファンタジーを、
作品で表現したいと想いました。

御幣島はクジラの形に水辺に囲まれた、
自然豊かな町です。
御幣島の真ん中を走る緑の道から、
御幣島を囲う水辺に繋がる道を、
川のような透明感ある様子に描きました。
道の先には市役所があります。
そして私が普段作品で作っている「空の2階」を、
御幣島で再現しました。
2階部分には、大きく成長していく街の様子を大木で表し、
神社や御幣島の街並みを入れています。

水辺周辺の工場地帯にそびえ立つ、
大型工場機械のある風景に感動し、
モノづくりの街として、
これからも上へ上へと成長する
工事中の様子を、
工場で出会った巨大な機械と
そこにかけたハシゴで表しています。

日常生活を送っていると、
変わりゆく空や季節の移ろい、
すぐ近くにある豊かな自然を
忘れてしまいがちになります。
空の2Fに観覧車のような展望台を架けたのは、
御幣島の住人であれば、
美しい夕焼け空は、
アイレベルを上げることや、
すぐ近くにある海岸へ行けば、
いつでも見渡すことができるということ、
改めて感じていただけたらと思いました。

御幣島ならではの素晴らしさの
ひとつだと思います。

そしてローレフォトが、
御幣島の美しい夕焼けと、
御幣島をまだ知らない人たちとの、
架け橋になれたらという想いもあり、
橋のような展望台にしました。

モノづくりの街御幣島なので、
もしかしたら、リアルに観覧車のような展望台も
夢ではないかもしれないですね。
実現したなら、私もぜひそこから御幣島の
夕焼けや星空を見に行きたいです!